ttfname3

概要
TrueType / OpenTypeフォントの登録名を編集するツールです。
ttf, otfに加え ttc(フォントコレクション)も そのまま扱えます。
ダウンロード
ttfname3.zip version 3.0.2 (136KB)
使い方
  1. フォントから XMLファイルを生成する。
  2. XMLファイルを書き換える。
  3. フォントと XMLから 新しいフォントを生成。

という手順になります。


  1. まず、フォントファイルを ttfname3.exe にドラッグドロップします。

    インストール済みのフォントは 別のフォルダにコピーして
    ファイルを取り出してから、それをドロップして下さい。


  2. フォントファイルと同じフォルダに XMLファイルが出力されるので、
    メモ帳で XMLファイルを開きます。 (UTF-8を扱えるテキストエディタ)

    フォント名などを書き換えていきます。文字列の置換を使うと良いです。
    <T n="3,1,0409,4">MS PGothic</T>
    <T n="3,1,0411,4">MS Pゴシック</T>
    詳しくない人は 他の部分(XMLタグ)は触らないように。


  3. 編集できたらXMLファイルを IEやFirefox等の ウェブブラウザで開いてみます。
    これでXMLが壊れているか簡易確認できます。
    壊れているとエラーで表示されません。


  4. XMLが出来たら、元のフォントファイルと XMLファイルの2つを一緒に、
    ttfname3.exeにドラッグドロップします。

    同じフォルダに hoge_mod.ttc のようにフォントが生成されます。


一応。 著作権(Copyright)表記は書き換えないように。
このツールで改変したフォントは個人の私的利用の範囲内で使うべし。


使い方が良く分からない人は、色んなフォントのXMLを作って 見比べてみると良いかな。


おまけ
フォント名の他に一部のパラメータを調整できます。

<Header
  Ascender="2171"
  Descender="-901"
  TypoAscender="1602"
  TypoDescender="-446"
  WinAscender="2171"
  WinDescender="901"
  AverageCharWidth="1972"
  Codepage1="00020009"
  Codepage2="00000000" />

Ascender, Descender, TypoAscender, TypoDescender, WinAscender, WinDescenderで 文字の高さを調整できる。(行間調整)

AverageCharWidthは文字幅の平均値。
(Win2000/XPにてダイアログなどのUI部分に使用するフォントは、 全角文字も含めた本当の平均幅ではなく 半角分の平均幅を入れる。 MSゴシックの仕様に合わせる)

Codepage1, Codepage2は どの言語の文字が含まれているかを指定するビットフラグ。 XMLには16進で表記
必要な言語のフラグをオンにしておくと、ブラウザなどの言語ごとのフォント指定で フォントが選べるようになる。
詳細は Microsoft Typographyの Developing fonts -> OpenType Specificationで OS2テーブルを参照。


<T n="3,1,0409,4">MS PGothic</T>
の部分は "PlatformID, EncodingID, languageID, nameID"になります。
languageIDだけ16進表記、他は10進表記です。
要らない言語のエントリは削除するとかしちゃって良いです。


英語、日本語以外の言語のフォント名を含む場合、文字化けして使えない事があるかも。
ShiftJIS <-> Unicodeのような、各言語とUnicodeの変換がコケる。
この場合 英語しか含まないXMLにすると良いかな。


内部処理は、'name'テーブルを総入れ替えと 'hhea', 'OS/2'テーブルの部分書き換え。
'DSIG'テーブル(デジタル署名)の削除。